過払い金返還について

過払金返還請求を弁護士に依頼する時の報酬・費用はいくら?

過払金返還請求を弁護士に頼もうと考えたときにネックとなるのは、弁護士に支払う費用の額です。ネットで見てもチラシなどで探しても、はっきりとした価格表みたいなものはありませんね。


弁護士費用は、依頼者にとってはとても重要なことなのに、非常にわかりにくのが現状です。弁護士費用の内訳は事案によっても異なってくるのですが、相談料、着手金、報酬金、手数料、タイムチャージ、実費など様々な種類があります。


過払金の返還請求にかかる弁護士費用としては通常、着手金、報酬金、実費の3種類があります。


「着手金」は、依頼をした最初の時点で支払う報酬のことです。扱う事件の結末が成功か不成功かに関わらず支払わなければならないお金です。仮に不成功に終わったとしても、着手金の返金はされないのが通常です。


弁護士がまだ何もしていないのにお金を支払うという意味が分かりにくいことから、依頼者と弁護士との間でトラブルになることもあるようです。しかし、終了後に報酬金を受け取るまでの間、半年、1年、あるいはそれ以上の長期間を要してしまうこともあるため、その間の活動費として着手金があるという意味があります。


着手金は弁護士によって設定が異なります。0円として終了後に報酬金に上乗せする場合や、着手金を低めに設定して、最後の報酬金を多めにする場合、金融会社の数で1社あたりいくら、という設定もあります。


着手金は弁護士報酬の前払い金でも手付金でもありません。過払い金返還請求の依頼者にとっては、つらい出費かもしれません。弁護士によっては、着手金の分割払いを可能としていますから相談してみるといいです。


依頼した事件の終了後に支払うのが「報酬金」です。


着手金とは異なる弁護士費用で、上限額が決まられています。日弁連が「債務整理事件処理の規律を定めす規定」のなかで、報酬金を3種類に分けて、それぞれの上限額を規制しています。


1つめは、業者との事件が解決したこと自体により発生する報酬金で、原則として金融会社1社あたり2万円以下(商工ローンは5万円以下)でなければならないと規定されています。


2つめは、「減額報酬金」というもので、業者が主張する借金額と実際に支払うことになった借金額との差額をもとに算定する報酬金です。例えば、100万円の返済を請求されていたけど、過払いが20万円あったので差引80万円の借金に減った場合。


20万円が減額されたわけですから、その10%以下を報酬金とするというものです。


3つめは、「過払金報酬金」です。これは回収した過払金額をもとに算定するもので、訴訟によらないで回収した場合は、回収金額の20%以下、訴訟によるものは、回収額の25%以下でなければならないというものです。


以上の規定を踏まえて50万円の借金をしていたが、訴訟によって、50万円の借金がなくなった上に、20万円の過払金が却ってきた場合の報酬金の上限額は、


解決報酬金 2万円
減額報酬金 50万円の10%=5万円
過払金報酬金 20万円の25%=5万円
合計=12万円 


となります。借金がなくなって、さらに手元には8万円が入ることになります。これは上限額なので、実際にはこれ以上になる可能性があります。また、訴訟がなければ、さらに手にするお金が増えます。


実費について


弁護士に支払う「実費」とはどんなものなのでしょうか。事件を処理してゆくうえに書類作成は必要な過程ですが、その際に発生する収入印紙代、郵便切手代、交通通信費などが結構な金額になります。


訴訟を起こして過払金返還を求める場合、収入印紙と郵便切手を裁判所に収める必要がありますが、これらが実費となります。


収入印紙は返還を求める金額により異なり、50万円の返還金額だと5000円、100万円の返還請求だと1万円、となります。また、郵便切手も訴訟の最初に裁判所に納めなければなりません。


東京地方裁判所の場合、原告1人に被告人1人の場合は6000円、いずれかが1人増えるごとに2000円増えます。


実費の支払時期や支払方法は弁護士との契約によって決まるので、契約の際には確認する必要があります。


過払金返還請求を検討をしたいけど、弁護士費用が払えるかどうか不安、弁護士事務所へ行くこと事態、敷居が高くてという方が多いようですが、初回の相談料がかからない事務所も多いので、思い切って相談予約をすることをお勧めします。






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